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鹿児島県鹿児島 みそラー油(カゴシマ ミソラーユ)
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鹿児島県の大隅半島の東部に位置する肝属郡(きもつきぐん)東串良町(ひがしくしらちょう)では美味しい菜種油作りが行われています。
菜種作りにこだわる村山製油。
〇菜種油とは
菜種油はアブラナという植物から採取され、作られます。川岸などで咲いている黄色の花なので1度は目にしたことがある方も多いかもしれません。
この花の種子を搾って菜種油を作っていきます。
昔は日本でも菜種油がよく作られていましたが、菜種油の自給率は0.04%となっており、ほとんどが輸入した菜種を使用しています。
キャノーラ油という言葉を耳にされたことがあるかと思いますが、これも菜種油の1つです。
ただこれはカナダで品質改良された菜種が使われていますので国産のものではありません。
ですので国産の菜種油というのは非常に希少なものとなっています。
〇菜種油の歴史
菜種油は江戸時代から行燈の油や食用油として使用されてきた昔からなじみのある油です。
〇油の取り方
油は溶剤抽出法といって溶剤を使用し菜種から油を抽出する方法と圧力をかけて油分を絞り出していく方法があります。
国産の菜種は釜煎り圧搾した菜種油ですので溶剤もなく、添加物も入っていない安心なものとなっています。ゆっくり圧力をかけて絞っていくで時間も手間もかかりますが、丁寧に作られた安心な食材といえます。
〇郷土料理
鹿児島には「豚みそ」という郷土料理があります。
豚バラ、みそ、砂糖、にんにくなどを入れたものでごはんのお供として、鹿児島では常備菜として昔から愛されてきた一品です。
豚みそは各家庭でも作られている身近な一品ですが、豚バラの代わりに贅沢にも黒豚を使った「黒豚みそ」というものがあります。
鹿児島といえば黒豚。
かごしま黒豚はイングランド南東部のパークシャーと原産とする品種の豚肉です。身体に白い部分が6か所あることから六白豚と呼ばれることもありますが、
鹿児島でこの豚を「かごしま黒豚」といい大隅半島の曽於、肝属や薩摩半島の川辺、伊佐の地域で多く飼育されています。
その黒豚に、麦みそ、グラニュー糖、黒豚、ゴマ、にんにくなどが材料として使用し、そこにぴりっと辛くして作られたのが「みそラー油」。
油は国産の純菜種油が使われています。
〇みそラー油の食べ方
・上にのせて食べる
白いご飯
冷奴
パンなどに乗せて食べます。
炊きたてほやほやの上に乗せて食べるみそラー油はご飯が進みますよ。
・炒め物で利用
もやし炒めにみそラー油を入れると味が引き締まります。
・餃子に
みそ味と香ばしい油で美味しさ倍層です。
・ドレッシングとして使用
温野菜の上に。塩もみしたキュウリの上に乗せて食べると美味しいです。
贅沢に黒豚を使用したみそラー油は食べ方もいろいろで食欲をそそる一品となっています。
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