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沖縄県アグー豚

ご当地食材情報
沖縄 アグー豚

アグー豚は、沖縄固有種のブランド豚の名称です。

○特徴
通常の西洋豚は、成長すると200~300kgの大きさになりますが、「あぐー豚」は、約110kgと西洋豚に比べると小さく、また成長が遅いのが特徴です。

体質は強健で温和な性質ですが、産子数(さんしすう=1回の出産で産み落とす子豚の数)が4、5頭と少なめで、 一頭から採れる肉の量が少なめです。

○歴史
沖縄に豚が入ってきたのも中国からで、約600年前ごろ。そのころから飼い続けられていた小型の豚の品種が、現在の「あぐー豚」の祖先だといわれています。

以前は、沖縄から奄美地方にかけて数多く飼育されたいましたが、産子数が少ないことや発育が遅いことなどから、戦後は生産性の高い外来種の豚の飼育に移行し、戦前に10万頭近くいた豚は、一時は30頭程度まで激減しました。

1981年に名護博物館館長の島袋氏が沖縄古来の豚の保存の重要性を唱え、沖縄県畜産研究センターが協力し再び生産を開始。
その後、徐々に頭数を増やしながら、平成8年12月には「あぐー」の商標権を「JAおきなわ銘柄豚推進協議会」が取得するまでになりました。

○利用法
豚のバラ肉を煮込んだ「ラフテー」や、塩漬けにした「スーチカ」。アバラ肉を煮込んだ「ソーキ」、豚足の部分を煮込んだ「足テビチ」、内蔵を利用した「中身汁」や炒めものにする「「イリチー」。

耳たぶを味付けした「ミミガー」、味噌と脂身を合わせた「あんだんすー(油味噌)」など、幅広く利用されています。

ひづめの部分と鳴き声以外はすべて利用するといわる沖縄の豚肉文化は、中華料理から大きな影響を受けて発展してきたといわれています。

○栄養
「あぐー」のブランド豚は、赤身の部分が少なめで柔らかい肉質を持ちながらも、西洋豚と比べてコレステロール値が4分の1、豚肉特有の臭みが少なく、肉の味を左右する旨み成分「グルタミン酸」や「アミノ酸」が多く含まれています。

上質かつ希少な豚肉としてブランド化され、沖縄を代表する豚肉として人気を高めています。沖縄の居酒屋や料理店では、あぐー豚を使ったしゃぶしゃぶや丼など、さまざまな料理が提供されています。

○生産地
現在沖縄県内には、沖縄本島の南城市・名護市・沖縄市・糸満市・浦添市・東村、八重山地方の石垣市などに指定生産農場があります。

「沖縄県アグーブランド豚推進協議会」では、毎年、アグーブランド豚指定生産農場の認定を行っています。
現在市場に流通するあぐー豚の豚肉は、琉球在来豚の血を50%以上有するかどうかDNAの分析を行った上で証明が行われており、合格した個体にはICチップ付いの耳標がつけられています。

出荷するあぐーには農場ごとに固有のブランド名「沖縄あぐー」や「やんばる島豚あぐー」、「美ら島あぐー」「琉球あぐー」「南ぬ豚」 などのネーミングがつけられていますが、それぞれにJA沖縄と 沖縄県アグーブランド豚推進協議会の認証がシールに記載されています。
 
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