各地のご当地食材/加工食品

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沖縄県海ぶどう

ご当地食材情報
沖縄 海ぶどう

海ぶどうは、グリーンキャビアや、くびれを持つツタの意味を持つ「クビレヅタ」の和名で呼ばれる海藻のひとつです。

○形状
軸に連なる球場の葉がぶどうの房のように見えることから、海ぶどうの名前が広く浸透したともいわれています。

成長すると長さ2~5mにもなる匍匐茎(ほふくけい)と呼ばれる茎を砂地から伸ばし、その匍匐茎から派生した茎に密生する球場の房の部分を食用にします。

海ぶどうは、日本では南西諸島、海外では東南アジア・オセアニアなどの浅海の砂地の安定した環境の海面下に分布しています。

○栄養
美肌に効果があるといわれるヒアルロン酸や、からだにいいフコイダインが含まれていることや、独特の食感がめずらしいと、徐々に人気を増している食品のひとつです。

○食べ方
沖縄では海ぶどうは古くから食用とされており、生の海ぶどうをしょうゆや三杯酢に浸しながら食べるのが一般的。

ここ十年ほどの間に沖縄の名産品として人気が高まり、沖縄県内の飲食店やカフェなどでは、海ぶどうをアレンジしたメニューも多く登場しています。

ごはんの上に海ぶどうや魚介を盛り、三杯酢をかけたシンプルな海鮮海ぶどう丼、アグー豚とのコラボで楽しめる丼もあります。

ほかには、沖縄そばの上に海ぶどうをトッピングしたり、ソーメンチャンプルー(炒めもの)に海ぶどうを加えてプチプチした食感を楽しんだりできるものもあり好評となっています。

○生産地
沖縄では昔から天然の海ぶどうが食用にされていましたが、近年の人気の上昇に合わせて養殖の海ぶどうが流通するようになっています。

沖縄本島の恩納村や糸満市、ほかに本島北部や南部地域、宮古島での養殖が盛んです。

離島の久米島の海ぶどうの生産量は日本一ともいわれており、太陽の光が届かないような深い海の底から汲み上げた細菌などが少ない海水海洋深層水での栽培を行っています。

石垣島の養殖場では、ビニールハウスの中に設置した水槽の中で栽培する方法を用いることで、海水を海ぶどうの栽培に適した24~25℃に保つ工夫をしています。

海ぶどうの養殖は、海水の中に沈めた網状のネットに苗を植え付けると、おおよそ30日で出荷できる大きさに成長します。

成長したものは手作業で摘み取り出荷されますが、出荷できない基準の海ぶどうは、再度海水のネットの中に戻すと新しい苗として成長を始めるのだそうです。

空港や土産物店などでも購入が可能ですが、近年は海ぶどうへの興味が高まる傾向にあることから、養殖場で生産の様子を見学できたり、つかみ取りができたりする場所も増えています。

食堂が併設されている場合も多いので、採れたての新鮮な海ぶどうを味わいたい場合は、養殖場を直接訪ねてみるのもいいですね。

おみやげとして持ち帰った海ぶどうは、冷蔵庫に入れるとしなびてしまうので、常温におき3~4日のうちに食べきるのがおすすめです。
 
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