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沖縄県ミーバイ
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ミーバイは、魚の「ハタ」類を意味する沖縄の方言名で、沖縄本島や南西諸島などで水揚げされ、よく食べられています。
○種類
サンゴ礁外縁の環境を好む魚で、沖縄にはさまざまな種類のミーバイが生息しています。
小型のミーバイの代表魚アカミーバイ(和名:ユカタハタ)のほかに、アカジンミーバイ(スジアラ)・イシミーバイ(カンモンハタ)・アーラミーバイ(ヤイトハタ)・ガラサーミーバイ(イシガキダイ)などがよく知られていますが、実際の種類は250種類 にもなります。
○形状
アカミーバイ(ユカタハタ)は、体長40~50cmの赤い縞模様と青い斑紋が特徴的な魚です。浴衣を連想させる鮮やかな色合と模様から「ユカタハタ」という和名がついたといわれています。
アカジンミーバイ(スジアラ)は、成長すると体長一メートルもの大きさになり、全体的に赤褐色をしており、青い斑紋が多数あるのが特徴です。
名前の「アカ」は体色の赤色を意味し、「ジン」は光沢を意味するとう説や高値で取引されることからお金を意味するという説が残っています。
○特徴
アカジンミーバイ(スジアラ)は、沖縄で漁獲されるミーバイの中でも高級魚とされ、高値で取引される高級魚で、沖縄で食べられる魚の中でも最も美味しい魚として人気を得ています。
年間を通して美味しく食べられる魚ですが、特に旨みが増すのが秋から初夏の時期。春から夏は産卵期にあたります。
○食べ方
プリッとした食感で透明感がある身は刺し身にすると美味しく、塩だけで味付けするマース煮や煮付け、ニンニクたっぷりのバター焼き・揚げ物などにして食べられています。
○生産地
天然のミーバイの水揚げが多い沖縄ですが、沖縄本島の与那城・糸満・浦添、離島の伊平屋・伊江・渡嘉敷・座間味島、八重山地方など多くの地域で養殖される機会が増えています。
沖縄県栽培漁業センターで飼育するミーバイの卵を孵化させ約2 ヶ月かけて6cm ほどに育てた稚魚を、沖縄県内の各地へ供給し、生育環境に配慮した生け簀で専門漁業者の手によって管理されます。
その後は、2 年程の年月をかけ、1.5~2.0kg 程度の出荷可能な大きさになるまで養殖されています。
ミーバイは、沖縄各地のスーパーで購入可能なほか、居酒屋や食堂などのメニューにも並んでいます。近年は、すぐに調理できる状態にさばいたものをネット通販でも購入可能です。
沖縄現地で釣りを楽しみながらミーバイを釣りあげることもできるので、釣りが好きな方は挑戦してみてもいいですね。
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