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鹿児島県鹿児島 さつま揚げ(カゴシマ サツマアゲ)
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えそと呼ばれる魚、はも、とびうお、イワシ、鰹、サバ、ホッケなどの魚をすり身にして豆腐を加え味をつけて菜種油で揚げたものが「さつま揚げ」です。
鹿児島といえばさつま揚げとイメージされる方も多いですが地元では「つけ揚げ」と呼ばれ、昔から親しまれている食材です。
鹿児島のスーパーではさつま揚げの種類だけでも40種類を超えており、食卓には欠かせない愛される存在です。
さつま揚げの形状は丸い形をしたもの、縦長の形をしたものなどがあり、縦長の形をしたものは中にゴボウが入っていたりします。
またさつま揚げは魚のすり身だけではなく、紅ショウガやネギなどのを薬味を混ぜたり、ごぼうや人参、海老やイカ、タコなどの具を入れたものなどもあります。
■食べ方
・「生」のまま食べる
まずさつま揚げをそのまま食べてみてください。
なにもつけなくてもしっかりと味がついています。
生で食べるとさつま揚げの甘さ感じられ、本来の美味しさを堪能できます。
生のまま食べる以外にも食べ方はいろいろあります。
・わさび醤油につけて食べる
・軽く揚げなおししてから食べる
・日本酒を少し足して蒸す
・大根おろしと醤油で食べる
などがあります。
地元ではどのような食べ方をしているか、というと「生」のまま食べることが多いですが、さつま揚げを野菜炒めの中に入れて調理したり、うどんやそばにさつま揚げを入れたりしています。
■さつま揚げの由来
さつま揚げのルーツは沖縄と言われています。
沖縄に「チキアギ」という料理があり、魚のすりみ、ゴボウ、人参を油で揚げる料理です。
薩摩藩の当主、島津斉彬(しまづ なりあきら)の時代に琉球文化(沖縄)と交流があり、沖縄の郷土料理が鹿児島に伝わってきたのではないかといわれています。
鹿児島ではさつま揚げのことを「つけ揚げ」と呼びますが、「つけ揚げ」と「チキアギ」。
名前も確かに似ていますね。
■栄養
さつま揚げはビタミンB12、ビタミンB1が豊富です。
ビタミンB12は貧血を防ぐ効果がありますので貧血ぎみの方には積極的に取り入れたい食材です。
またビタミンB1は体内で炭水化物をエネルギーに変えてくれる働きをしたり、疲労回復をしてくれます。疲労回復の代表選手でもあるうなぎもビタミンB1が多く含まれています。
そして魚のすり身を使っていますので良質なタンパク質を摂取することができます。
魚のタンパク質にはアミノ酸がバランス良く含まれているだけでなく、お肉を食べるよりも脂質を取りすぎることがありません。
揚げ物の中でもさつま揚げは低カロリーの部類に入ります。
食卓にも頻繁に登場し、またお弁当のおかずとしても使われている愛すべき鹿児島の食材、さつま揚げです。
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