各地のご当地食材/加工食品

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岐阜県弘法いも(コウボウイモ)

ご当地食材情報
弘法いも

岐阜県本巣市の根尾地区(旧・根尾村)の中にある、特に松田地区で生産されているじゃがいもの一種です。
明治時代以前から栽培がはじめられています。
山深い村の食料不足解消のために山畑を切り拓き、いも作りが行われるようになったことと、弘法大師(空海)がこの地を訪れた際に、手ずから植えたという言い伝えから、弘法いもと呼ばれるようになりました。
男爵いもやメークインなどの一般的なじゃがいもと比べると、かたく粘り気のある食感で、小さいがゆえに旨味がたっぷりと詰まっています。
他の標高の低い地域で栽培すると、いもが大きくなり過ぎてしまい、味が変わってしまいます。
この地域の独特の気候と、山間地ならではの痩せた水はけの良い、小石混じりの赤土の土壌でしか栽培できない弘法いもは、とても貴重で、市場にはほとんど出まわらないものです。
その年に採れたイモの一部を種いもにして、代々受け継がれてきました。
岐阜県から、「岐阜・美濃伝統野菜」の認証を受けています。

~料理~
この弘法いもは、下茹でなしでいきなり調理してもやわらかくならないので、たっぷりの水と塩でじっくり20分ほど茹でてから、荏胡麻と味噌で和えたものが、昔からの地元の食べ方です。
他には、煮もの、串焼き、蒸しいも、フライドポテト、コロッケなどにします。
根尾地区には畑を持っている方が多く、現在も各家庭で弘法いもが栽培されています。
毎年7月頃に収穫します。
芽が出やすく管理が大変で、自然の涼しい環境で貯蔵することで鮮度を保ちます。
普段のおかずにはもちろんですが、帰省した人やお客様をもてなす料理に使われています。

~栄養~
分類としては穀物になる弘法いもは、カロリー(糖質)が多く、敬遠されてしまうかもしれませんが、ビタミンC及びビタミンB1、B6などのビタミン群や、カリウムやマグネシウムなどのミネラル、食物繊維が豊富で、バランスの良い野菜です。
ビタミンCがたっぷりと含まれている上に、加熱調理しても壊れにくい性質のため、効率よく
摂取することができます。
コルチゾール(抗ストレスホルモン)の合成にビタミンCは必須なので、ストレスの緩和や、憂鬱の改善に有効です。
また、「カリウムの王様」と言われるほどたくさんのカリウムを含有しています。
塩分をとりすぎたときに、血中のナトリウム濃度を調整する役割りがあるので、むくみや高血圧の予防に効果的です。
弘法芋のデンプンは難消化性で、食物繊維と似た働きをします。
便秘の改善や、急激な血糖値の上昇の抑制の効果が認められています。
 
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