各地のご当地食材/加工食品

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岐阜県瀬戸の筍(セトノタケノコ)

ご当地食材情報
瀬戸の筍

中津川市瀬戸地区で栽培されているタケノコです。
約270年前(江戸時代)、瀬戸から裏木曽のあたりを治めていた苗木藩主の遠山家に、親戚筋にあたる九州の島津家から姫がお興入れされました。
その時に持参していた孟宗竹を、瀬戸村の庄屋が木曽川沿いの高台に栽植したのがはじまりと言われています。
タケノコの成長に必要な自然環境に恵まれている瀬戸の筍は、最高品質と評されています。
良好な日当たりや御嶽山の火山灰土壌、木曽川の豊富な水、この土地特有の1メートル先が見えないほどの靄、1日の寒暖差が、「幻のタケノコ」を作るのですね。
地形から、収穫できる土地が非常に限られていることもありますし、ピーク時には60軒ほどいた生産者が、35軒ほどにまで減ってしまったこともあります。
出荷量の多い「表年」と、少ない「裏年」が交互にきます。
全国屈指の生産地である京都のタケノコをしのぐ味と言われています。
岐阜県から、「飛騨・美濃伝統野菜」に認定されています。
収穫時期は4月から5月の連休明けくらいまでで、岐阜、長野、名古屋、東京の料亭を中心に出荷されます。
宅配便や直売でも購入できます。瓶詰めや缶詰、真空パックのものなどですね。

~料理~
瀬戸の筍は、アクが少なく、柔らかく、風味が強いのが特徴です。
タケノコご飯、炊き合わせ、ネギ味噌和え、煮付け、味噌汁など。

~逸話~
中津川市落合小学校瀬戸分校に、子宝に恵まれない二人の女性教師が転任してきました。
それぞれ結婚5年、7年の方です。
間もなく、お二人相次いで子宝に恵まれました。
土地の人達は、これは瀬戸の筍の所為だと信じたそうです。
雨後の筍と言われるように、次々とたくさんの子を生み出す竹には不思議な力があるのかもしれませんね。

~栄養~
瀬戸の筍は、多くの亜鉛を含んでいます。
ミネラルの一種である亜鉛は、酵素の成分となります。
また、亜鉛には味蕾(みらい)という器官を作り、味覚を正常に保つ働きがあります。

パントテン酸も豊富です。
以前は、ビタミンB5とも呼ばれていたものです。
3大栄養素の代謝に関係し、エネルギーを生み出す効果があります。
また、抗ストレス作用のあるホルモンの分泌を高めます。

不溶性食物繊維であるセルロースを多く含有しています。
腸の蠕動運動を促進するので便秘対策に有効です。

瀬戸の筍を、茹でてカットしたときに見える白いかたまりは、チロシンという成分です。
アミノ酸の一種で、疲労回復やストレスの緩和、集中力アップなどに有効です。
 
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